自宅で同居する長男(45)の首をベルトで絞めて殺害しようとしたとして、警視庁東大和署は23日、殺人未遂の疑いで、東京都東大和市蔵敷、無職、井上公子容疑者(76)を現行犯逮捕した。調べに対し、「息子が殺してくれと言ったので首を絞めた」と容疑を認めている。長男は搬送先の病院で死亡が確認されており、同署は殺人容疑に切り替えて調べる。
逮捕容疑は23日午後6時25分ごろ、自宅の都営アパートの一室で、長男の首をベルトで絞めて殺害しようとしたとしている。
同署によると、井上容疑者は長男と50代の長女との3人暮らしで、事件当時、長女は外出して不在だった。井上容疑者は犯行直後に自ら110番通報したという。