東京五輪の延期判断 「早期に決定される」 WHO幹部

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スイス・ジュネーブのWHO本部(ロイター)

スイス・ジュネーブのWHO本部(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】WHO(世界保健機関)で緊急事態対応を統括するライアン氏は23日、ジュネーブでの記者会見で、7月24日に開幕予定の東京五輪・パラリンピックをめぐり、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた延期などの判断について「現在、綿密に精査されており、早期に決定が行われると信じている」と述べた。

 ライアン氏は会見で、WHOとして開催のリスクについて助言をするとしつつ、「延期などの決定は、日本政府と国際オリンピック委員会(IOC)が行うことだ」と強調した。その上で、「選手や観客を危険にさらすと判断されれば、日本政府とIOCは東京五輪を開催することはないと確信している」と話した。

 東京五輪をめぐっては、IOCは22日、開催延期を含めて検討すると発表した。4週間以内に結論を示す方針で、中止の可能性については全面的に否定している。

 一方、WHOのテドロス事務局長は23日、新型コロナについて「パンデミック(世界的な大流行)が加速している」と危機感をあらわにした。世界における新型コロナの累計感染者数は同日、米ジョンズ・ホプキンズ大の調べで約35万人となり、死者数は1万5千人を超えた。

 テドロス氏は「最初に新型コロナの感染例が報告されてから、感染者が10万人に達するまで67日かかった」と振り返った。その後、感染者が10万人ずつ増えるのに11日間、4日間と感染拡大の速度が上がっていると分析した。

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