超大型砲試射と北報道、実戦配備へ改良か

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 北朝鮮が21日に発射したミサイル。朝鮮中央通信は「戦術誘導弾」としている(朝鮮中央通信=共同)

 北朝鮮が21日に発射したミサイル。朝鮮中央通信は「戦術誘導弾」としている(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は30日、国防科学院が29日に「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」の試験発射を行い、「成功」したと報じた。北朝鮮は29日、東部の元山(ウォンサン)付近から日本海に向けてミサイル2発を発射していた。日本はこのロケット砲を短距離弾道ミサイルとみなしている。

 李炳哲(リ・ビョンチョル)党副委員長らが現地で指導したとしており、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長は立ち会わなかったもようだ。「朝鮮人民軍各部隊に引き渡される」と伝えており、実戦配備に向けた最終的な検証だった点を強調した。北朝鮮は2日と9日にも砲撃訓練の一環として超大型放射砲を発射している。

 労働新聞は、移動式発射台からミサイルが発射される瞬間や、島に着弾する様子を捉えたとみられる写真も掲載。移動式発射台はこれまでの車輪式ではなく、悪路も走れる無限軌道式で、発射管も従来の4本ではなく6本備えていた。

 北朝鮮が「新型大口径操縦放射砲」と称して昨年7、8月に試射した発射台と類似しており、操縦放射砲を改良した上で「超大型放射砲」と呼称を統一した可能性がある。

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