議員感染出ても休会せず 自民・森山国対委員長 立民と代議士会の自粛申し合わせ

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新型インフルエンザ等特措法改正法案が賛成多数で可決された衆院本会議=12日午後、国会(春名中撮影)

新型インフルエンザ等特措法改正法案が賛成多数で可決された衆院本会議=12日午後、国会(春名中撮影)

 自民党の森山裕国対委員長は30日、国会議員や職員らに新型コロナウイルス感染者が出た場合でも、国会を休会にすべきでないと明言した。記者団の質問に「休会はあってはならない。国民の安全確保には立法が関連する。国会はいつでも機能できるようにしておくのが大事だ」と述べた。

 国会の議決に基づかない「自然休会」についても「国会にそんな余裕はない。令和2年度補正予算案を速やかに審議しなければならない」と強調した。

 これに先立ち立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談し、本会議前に各党それぞれが集まる代議士会の自粛を申し合わせた。

 森山氏は記者団に、衆院本会議場の衛生管理を専門家に確認してもらい、換気が良いとの説明を受けたと紹介した。

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