海自が事故調査委を設置 護衛艦と中国漁船の衝突で

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 河野太郎防衛相は31日午前の記者会見で、30日夜に海上自衛隊護衛艦「しまかぜ」と中国籍の漁船が鹿児島県屋久島の西約650キロの公海上で衝突した事故について、海自に事故調査委員会を設置したと明らかにした。事故原因に関しては海上保安庁が現在調査中だとして「憶測を申し上げるのは適切でない」と述べるにとどめた。

 「日中の外交当局もやりとりを始めている」とも説明し、外交問題には発展していないことを示唆した。

 防衛省関係者によると、現場は漁船などの船舶が多く航行する海域で「漁船側に挑発の意図はなかったとみられる」という。死者や行方不明者はいなかった。

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