週明け30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前週末比690・70ドル高の2万2327・48ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う米景気刺激策への期待が継続し、買いが優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も271・77ポイント高の7774・15と反発した。
トランプ米大統領が外食などの自粛を求める行動指針を4月末まで延長。経済活動の停滞が長期化するとの懸念から、ダウ平均はマイナスに転じる場面もあった。
銘柄別では、新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験を9月までに始めると発表した医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の上昇が目立った。ITのマイクロソフトも買われた。(共同)