デリバリーヘルスのアルバイトとして勧誘した女子高校生=当時(17)=に淫行をさせたとして、警視庁少年育成課は、児童福祉法違反(淫行させる行為)容疑で住所不定、職業不詳、南口彰博容疑者(34)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は昨年10月、身を寄せていた東京都港区にある知人のマンションで、女子高校生にデリヘルの「実技指導」と称して、自身にわいせつな行為をさせたとしている。
女子高校生は昨年9月に「お会いできる方いますか。プチ」などとツイッターに投稿。「プチ」は、性交を伴わない「プチ援助交際」の略称とみられ、投稿を見た南口容疑者が連絡を取って勧誘した。女子高校生は「好きなアイドルのライブなどで金が必要だった」と話しているという。
少年育成課によると、南口容疑者は18歳未満の少女らをビジネスホテルに派遣し、昨年7月から5カ月間で約160万円を売り上げたとみられる。他にも数人、わいせつな行為をさせられた少女がいるとみて捜査している。