横浜地検の北村検事正「誠実に事件に取り組む」 着任会見





横浜地検に着任し、記者会見に臨む北村篤検事正=3日、横浜地検(太田泰撮影)

 2日付で横浜地検の検事正に着任した北村篤氏(59)が3日、同地検で記者会見を行い、「誠実に一つ一つの事件に取り組み、真相解明に向けて努力したい」と抱負を述べた。

 北村氏は兵庫県芦屋市出身。東大法学部卒業後、昭和60年に検事任官。最高検検事、千葉地検検事正などを歴任した。

 平成6~8年の大蔵省(現・財務省)時代には、住専問題などに取り組んだ。法務省時代には監獄法改正などにも携わり、「色々なものの考え方を経験する良い機会になった」と振り返った。

 横浜地検での勤務は初といい、「横浜スタジアムや中華街、鎌倉、箱根などは行ったことがある。せっかくの機会なので(神奈川県内の)さまざまな所に行ってみたい」と述べた。



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