OPECプラス会合、9日に延期 協調減産の事前調整難航か

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OPEC本部=オーストリア・ウィーン(ロイター)

OPEC本部=オーストリア・ウィーン(ロイター)

 【モスクワ=小野田雄一】原油価格の下落をめぐり、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成するOPECプラスは、協調減産の再開を協議するため6日に予定していたテレビ電話形式での緊急会合を9日に延期した。イタル・タス通信やロイター通信が5日までに関係者の話を引用して伝えた。

 大幅な原油価格の下落を受け、OEPCプラス側はこれまで協調減産の枠組みに加わっていなかった米国など各産油国に協議への参加を呼び掛けており、事前調整に手間取っているとみられる。3月に協調減産の協議が決裂したことをめぐり、OPECの盟主サウジアラビアとロシアが責任のなすりつけ合いをしているとの観測も出ている。

 原油価格は3月、新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要減や、サウジとロシアの協議決裂などで急落し、一時18年ぶりの安値となった。

 OPECプラスの会合では、世界需要の約10%に相当する日量1000万バレル規模の減産が協議されるとの見方が出ている。ただ、各国ごとの減産の割当量などをめぐって協議が難航する可能性もある。

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