8月の民主党全国大会は「バーチャル方式に」 指名濃厚のバイデン氏が主張 米大統領選

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米国のバイデン前副大統領=3月12日、デラウエア集ウィルミントン(ロイター)

米国のバイデン前副大統領=3月12日、デラウエア集ウィルミントン(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選で民主党の本選候補に指名される公算が濃厚になっているバイデン前副大統領(77)は5日、ABCテレビの報道番組に出演し、党の正副大統領候補を正式指名する8月の民主党全国大会について、インターネットなどを活用した「バーチャル方式」にすべきだとの考えを明らかにした。

 今年の民主党全国大会は中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで8月17~20日の日程で開催される。

 バイデン氏は、新型コロナウイルス感染が深刻化する中であっても「大会は実施する必要がある」と述べつつ、大統領候補を選出する数千人の代議員が集結すれば感染を拡大させる恐れが高いとの立場から「バーチャル大会を直ちに検討すべきだ」と訴えた。

 また、バイデン氏は3日、副大統領候補を選出するための委員会を近く設立すると発表した。

 民主党全国大会は新型コロナ危機を受けて当初予定の7月13~16日から8月に延期された。議会紙ヒルがバイデン陣営関係者の話として伝えたところでは、大会の延期はバイデン氏の意向で決まったとされ、「バーチャル大会」も同様の形で実施に移される可能性が高まっている。

 一方、米紙ワシントン・ポスト(4日付)は、民主党候補指名をバイデン氏と争う急進左派のサンダース上院議員(78)に対し、複数の選対幹部が撤退を検討するよう促していると伝えた。サンダース氏自身は最終決断を下していないとしている。

 民主党の指名争いは、7日にはウィスコンシン州で予備選が予定されている。サンダース氏は2016年の前回大統領選の同州予備選でクリントン元国務長官に勝利しているだけに、今回バイデン氏に敗北する事態となれば、その時点でサンダース氏が撤退を表明する可能性がある。

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