群馬県神流町で、町からケーブルテレビの回線工事を受注した業者の事務所が荒らされ、町のほぼ全世帯に当たる約1000世帯の個人情報を保存したハードディスク(HD)が盗まれていたことが9日、分かった。
町によると、3月16日深夜から17日明け方にかけて、町内にあるケーブルテレビ業者「群電」(前橋市)の事務所の窓ガラスが割られ、机の引き出しに保管していたHD1台とモニター1台がなくなった。HDには世帯ごとに住所や氏名、電話番号といった個人情報が保存されていた。
町は県警藤岡署に被害届を提出、署が窃盗容疑で捜査している。