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自動運転技術やロボットの開発を行う「ZMP」(東京都文京区)は10日、5月からサービス提供を始める小型自動警備ロボット「PATORO」(パトロ)に、消毒液散布機能を追加すると発表した。新型コロナウイルス拡大を受けて急(きゅう)遽(きょ)、オプションとして開発を決めた。
パトロは車いすサイズ(高さ108センチ、長さ78センチ、幅65センチ)で、タクシーやバスなど自動車で開発した無人運転技術を応用。決まったルートを歩行者や障害物を避けて自動走行し、映像撮影や、不審な動きへの警告などができる。エレベーターに乗って上下階への移動も可能だ。
この車体上部に消毒液散布機を設置できるようにする。プログラムで床や手すり、座席、エレベーターのボタンなど、多くの人が触れる場所を定期的に自動消毒できる。病院やビル、スーパーなどを想定。遠隔操作でも行えるようにする。
自動消毒ロボは欧米など世界で注目が高まり、中国では導入も始まっている。
ZMPは「さまざまな場所で頻繁な消毒が求められている一方、人手不足があり、2次感染リスクも懸念される。わが社のロボット技術で安心な社会の実現のお役に立ちたい」としている。
料金はリースで本体月額1台10万円程度、消毒機能は1万円程度を想定している。
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