長男(3)の右手などにたばこの火を押し付けてやけどを負わせたとして、三重県警大台署は12日、傷害の疑いで、父親の会社員木下翔太容疑者(22)=三重県大台町千代=と母親の派遣会社社員優奈容疑者(23)を逮捕した。翔太容疑者は容疑を認めている一方、優奈容疑者は「見ていただけ」と一部否認している。
2人の逮捕容疑は、3月18~23日ごろ、自宅で長男の右手の甲や腕にたばこの火を押し付けて10日間のやけどを負わせた疑い。
大台署によると、3月24日、児童相談所から虐待の疑いがあるとして通報があった。長男の体にはやけど以外にも傷があり、同署は両容疑者が日常的に虐待を加えていた可能性があるとみて調べる。