新型コロナ トランプ氏、WHOの拠出金停止を表明

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握手する中国の習近平国家主席(右)とWHOのテドロス事務局長=1月28日、北京の人民大会堂(共同)

握手する中国の習近平国家主席(右)とWHOのテドロス事務局長=1月28日、北京の人民大会堂(共同)
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は14日、ホワイトハウスで記者会見し、世界保健機関(WHO)への拠出金を停止すると表明した。WHOが「中国寄り」の立場を取ったせいで新型コロナウイルスへの対応を誤り、感染の世界的拡大を許したためとしている。

 トランプ氏は「米国にはWHOに対して全面的な説明責任を要求する責務がある」と述べ、WHOが中国の「ディスインフォメーション(偽情報)」を広めたせいで無用に感染を拡大させ、多くの人々が死亡したと批判した。

 また、トランプ氏が1月末に発表した中国からの入国制限の強化にWHOが否定的見解を表明したことに関し「米国はWHOに従わなかったおかげで多くの命を守ることができた」とし、「他国はWHOの支持通りに国境を開放したままにして感染が広がった。深刻な悲劇であり、(ウイルス封じ込めの)機会が失われた」と非難した。

 新型コロナ危機に対するWHOの全般的な取り組みついては「(ウイルスに関する)情報を適切に入手し、精査し、タイムリーかつ透明性が保たれた形で(各国と)共有することに失敗した」と切り捨てた。

 米国はWHOに対する最大の拠出国。

 年間5億ドルとされる米国のWHO拠出金の使い方については「今後、各国や保健をめぐる世界のパートナー勢力と話し合う」語り、WHOおよび中国とは別個の枠組みで国際的な新型コロナ対策の態勢を構築していく考えを示唆した。 

 トランプ氏は一方で、「WHOとは関与を続ける」と強調。米政府が今後60~90日間かけてWHOによる今回の取り組みの実態を検証し、WHOが意味のある変革を進められるかどうかを見極めていく考えを明らかにした。

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