宇宙部隊新設の改正法成立 防衛省、無人偵察機も

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参院本会議で改正防衛省設置法が可決・成立し一礼する河野太郎防衛相=17日午前、国会(春名中撮影)

参院本会議で改正防衛省設置法が可決・成立し一礼する河野太郎防衛相=17日午前、国会(春名中撮影)

 人工衛星への脅威となる宇宙ごみ(スペースデブリ)を監視する「宇宙作戦隊」を航空自衛隊に新設する改正防衛省設置法が17日、参院本会議で成立した。無人偵察機グローバルホーク配備に向け、約70人体制の部隊も新たに設ける。

 宇宙作戦隊は令和2年度中に空自府中基地(東京都府中市)に新設し、約20人を充てる。グローバルホークは3年度に空自三沢基地(青森県三沢市)へ3機を順次配備する方針。陸海空共同のサイバー部隊を約70人増員して約290人体制とする予定だ。

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