17日午前11時半ごろ、北海道の帯広空港で、航空大学校の訓練機が着陸した際、前脚を損傷し、滑走路で動けなくなった。同省は重大インシデントに認定。運輸安全委員会は、原因を調べるため航空事故調査官2人を指名した。
国交省や航空大学校によると、訓練機は単発プロペラ機シーラスSR22で教官1人と学生3人が乗っていた。けが人はなく、約2時間後に滑走路から移動した。午前9時ごろから離着陸の訓練をしていた。
航空大学校は、日本で唯一の公的パイロット養成機関。宮崎市に本校、北海道帯広市と宮城県岩沼市に分校がある。