ボーイングが一部工場を再開 需要減、下請け打撃続く

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米ワシントン州にあるボーイングの工場(AP)

米ワシントン州にあるボーイングの工場(AP)

 経営危機に陥っている米航空機大手ボーイングは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休止した米工場の一部を20日から段階的に再開する。感染が落ち着いてきたワシントン州の工場が対象。ただ需要は大幅に減っており、下請けの部品メーカーへの打撃が引き続き懸念される。

 トランプ大統領は経済活動の再開に前向きな姿勢を示している。主要製造業では早期の再開となり、市場も好感した。

 従業員約2万7千人が復帰し、大型機「777」や中型機「787」を生産する。2度の墜落事故を起こして運航停止中の主力機「737MAX」に関しても、今年半ばごろの当局承認の取得を見込んで生産再開の準備に入る。

 787は日本メーカーの部品が多く、川崎重工業やSUBARU(スバル)は生産の休止を余儀なくされている。

 4月上旬から休止しているサウスカロライナ州の工場の再開時期は未定だ。経営の抜本的な再建に向け、カルフーン最高経営責任者(CEO)は「米政府の支援が必要だ」と訴えている。(共同)

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