17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比704・81ドル高の2万4242・49ドルで取引を終えた。3月10日以来、約5週間ぶりの高値水準。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞した米経済活動の再開に向けた期待から買いが優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は117・78ポイント高の8650・14。
米バイオ医薬品メーカーが開発した治療薬候補「レムデシビル」の臨床試験で、新型コロナ感染者が急速に回復しているとの一部報道も好感された。
銘柄別では、米工場の一部を20日から再開する航空機のボーイングの上昇が目立った。石油のエクソン・モービルも買われた。(共同)