ANAHD、600億円の最終赤字 2年1~3月期、最大の赤字幅

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川崎市上空を飛ぶANAの旅客機(ロイター)

川崎市上空を飛ぶANAの旅客機(ロイター)

 ANAホールディングス(HD)は20日、令和2年3月期の連結最終利益の見通しを前期比75・6%減の270億円(従来予想は940億円)に下方修正したと発表した。新型コロナウイルスによる大幅な運休の影響を受けて2年1~3月期の最終損益が約600億円の赤字と、四半期決算の開示以降、最大の赤字幅になる見通しのため、通期の黒字幅を大きく引き下げた。日本航空の業績の落ち込みも鮮明で、航空大手は苦境に立たされている。

 ANAHDの2年3月期の売上高は4・3%減の1兆9700億円(同2兆900億円)、本業のもうけを示す営業利益は63・6%減の600億円(同1400億円)と、利益の落ち込みが大きくなる見通し。

 新型コロナの影響が出始めた2年1~3月期については営業損益も約600億円の赤字となる見通し。最終赤字額は、これまで最大だった平成20年1~3月期の約540億円を上回ることになる。

 片野坂真哉社長は3月の産経新聞のインタビューで、令和2年3月期の業績について「厳しいものになるだろう」と語っていた。

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