「ほとんどの国は流行の初期段階」WHOテドロス事務局長が強調 新型コロナ

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WHOのテドロス事務局長(ロイター)

WHOのテドロス事務局長(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は22日、ジュネーブでの記者会見で、感染が拡大する新型コロナウイルスについて「ほとんどの国はまだ流行の初期段階にある」と述べた。一方で、WHOの新型コロナへの対策が遅かったと批判されていることを受け、テドロス氏は、WHOが1月30日に出した「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」をあげ、「適切な時期に宣言した」と強調した。

 テドロス氏は会見で、アフリカや中南米、東欧で感染者の増加傾向がみられるとの見方を示し、「ウイルスは長い間、とどまるだろう」と警告した。「(新型コロナが終息するまでの)道のりは間違いなく、長くなる」と予測した。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナの感染による死者が22日、世界全体で18万人を超えた。テドロス氏は「このウイルスは依然として非常に危険だ」とし、検査や患者の隔離などを徹底するよう改めて各国に呼びかけた。

 テドロス氏は緊急事態宣言について、「(宣言した当時は)中国以外では、感染事例がたった82で死者もいなかった」と主張。「世界が(新型コロナに)対応するのに十分な時間がある適切な時期に宣言したと思う」と正当性を強調した。

 緊急事態宣言をめぐっては、医療機関の検査態勢整備などを促す宣言が遅れたことで、感染拡大を招いたと非難されている。

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