【ソウルからヨボセヨ】感染禍から日常へ

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ソウル都心の繁華街をマスクを着けて歩く人たち=22日(ロイター)

ソウル都心の繁華街をマスクを着けて歩く人たち=22日(ロイター)

 韓国では新型コロナウイルスの1日当たりの新たな感染者数が、約2カ月ぶりに1桁に減った。ソウル市内の飲食店では客足が戻り始め、筆者が住むマンションの庭では先週末、久しぶりに子供たちが「キャーキャー」と遊んでいた。

 3月上旬から延期されていた新学期も、残っていた小学校1~3年生が20日に始まり、今は小中高全学年で授業が行われている。ただ、登校してではなく、オンラインでの遠隔授業だ。

 ソウル市江南(カンナム)区に住む知人から、小学5年の息子の授業の様子を動画サイトで見せてもらった。授業は体育。学校の体育館に体育担当の若い男の先生がジャージー姿で登場し、両手を振り「アンニョ~ン(こんにちは)」と画面の向こうの生徒にあいさつ。マットの上でストレッチを始めた。

 健康によさそうなので、こちらも授業に参加したくなった。だが、知人によれば、息子は「退屈だよ。友達とドッジボールとかしたい」と不評だという。

 また、社会科の授業では問題の正解が「韓(朝鮮)半島」であるところを「韓半島です」と「です」を付けたため、機械に不正解と判定された女子児童がネット上で先生に抗議するハプニングもあったそうだ。画面での遠隔授業のため細かな問題はあるのだが、韓国は感染禍から日常に抜け出しつつある。(名村隆寛)

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