自宅待機中に感染者と接触 出雲で6人陽性で県内22人に


 島根県出雲市内の30代男性ら6人が新型コロナウイルスに感染し、県内の感染者は計22人となった。30代男性は最初のPCR検査で陰性となり、2週間の自宅待機を要請されていたが、この間に感染者と接触したという。

 県によると、新たな感染者6人のうち30代男性は、今月9日に県内で最初に感染が確認された10代女性の濃厚接触者。30代男性の同居者5人の感染も判明し、家庭内で感染が広がったとみられる。女性がバイトをしていた松江市の飲食店では従業員や客、その家族らの感染が相次いで確認され、クラスター(感染者集団)が発生している。

 30代男性は今月10日のPCR検査で陰性となり、2週間の自宅待機を求められていたが、同14日、その後感染が判明した2人と接触していた。味覚・嗅覚に異常が出て発熱もあったため、同25日にPCR検査を受け陽性とわかった。

 県は、30代男性が自宅待機中に感染者と接触していた事実を把握できなかったことから、松江市に対し、感染者の濃厚接触者について再確認するよう要請した。



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