宮城県名取市で28日、東日本大震災の被災者向けに建設されたプレハブ仮設住宅の最後の入居者が退去した。建設型仮設住宅は入居期限が何度も延長されてきたが、震災10年目を迎え、宮城県では全世帯が転出したことになる。ピーク時には2万2095戸が整備され、5万3269人が身を寄せた。
プレハブ仮設182戸が立てられた愛島東部団地で、女性ら1世帯2人が名取市に鍵を返した。沿岸部に自力再建した自宅に引っ越す。
宮城県名取市で28日、東日本大震災の被災者向けに建設されたプレハブ仮設住宅の最後の入居者が退去した。建設型仮設住宅は入居期限が何度も延長されてきたが、震災10年目を迎え、宮城県では全世帯が転出したことになる。ピーク時には2万2095戸が整備され、5万3269人が身を寄せた。
プレハブ仮設182戸が立てられた愛島東部団地で、女性ら1世帯2人が名取市に鍵を返した。沿岸部に自力再建した自宅に引っ越す。