GAFA全社が増収 「巣ごもり消費」奏功も2社は減益

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米アマゾン・コム、アップル、フェイスブック、グーグル各社のロゴマーク(ロイター=共同)

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 【ワシントン=塩原永久】「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる米IT大手4社の2020年1~3月期決算が4月30日、出そろった。新型コロナウイルス感染拡大の悪影響をしのぎ、全社が増収を確保。感染防止のため自宅で過ごす人の「巣ごもり消費」が売り上げを支えた。一方、売上高の伸び率は低下し、2社が最終減益となった。

 アマゾン・コムが同日発表した決算は、売上高が前年同期比26%増と大きく伸びた。外出禁止が広がり、自宅でネット通販を利用する消費者が増えた。ただ、配送に必要となる人員増などでコストがかさみ、最終利益が29%減となった。

 アップルは売上高の伸び率が1%にとどまった。2月上旬まで好調だったが、休業となる販売店が増えた同月下旬から失速。主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の売り上げは7%減少した。音楽配信などのサービス部門は増収だった。

 デジタル広告が収入の大部分を占めるフェイスブックとグーグルの持ち株会社アルファベットは増収増益だったが、売り上げの伸び率は前期に比べ低下した。

 各社とも、好景気の追い風があった1~3月期前半に稼ぎ出し、後半の失速をしのいだ側面が強い。先行きが不透明だとして、通期業績の見通しを非公表とする米企業が相次いでいる。

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