NY株続落、622ドル安 米中摩擦再燃を懸念





ニューヨーク証券取引所(ロイター)

 1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比622・03ドル安の2万3723・69ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの世界的流行を巡り、トランプ米大統領が中国からの輸入品に対する制裁関税発動の可能性を示唆し、米中貿易摩擦の再燃が懸念された。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は284・60ポイント安の8604・95。米IT大手アマゾン・コムが4~6月期の営業損益が赤字に陥る可能性があると明らかにしたことも、米景気の先行きへの懸念に拍車を掛けた。

 銘柄別では、原油安で1~3月期決算の純損益が赤字に転落した石油のエクソンモービルの下げが目立った。航空機のボーイングも売られた。(共同)



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