週明け4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比26・07ドル高の2万3749・76ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスに伴い経済活動が停滞する中でも、業績が堅調な大手IT企業の株価が上昇し、相場を押し上げた。
マイクロソフトやアップルが買われた。米原油先物相場が続伸し、石油株のエクソンモービルも高かった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は105・77ポイント高の8710・72となった。
この日は新型コロナウイルスの発生源を巡る米中対立への懸念から、ダウ平均は下げ幅が一時、360ドルを超える場面もあった。(共同)