麻生太郎財務相は8日、新型コロナウイルス関連の追加経済対策で裏付けとなる令和2年度第2次補正予算案について「まずは1次補正の執行をきちんとやる。4月、5月やって、よく様子を見なきゃいかん」と述べ、編成は6月以降になるとの考えを示唆した。持ち回り閣議後の記者会見で発言した。
麻生氏は「学生や家賃の話も、既にあるルールを知らない人がいっぱいいるのが現実だ」として、決定済みの支援策の周知も課題だと指摘。追加対策は「効果が上がるものにスピード感を持って」としつつも「今、いつとかいくらとか言える段階ではない」と繰り返した。