沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で11日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。海警局の船は8~10日に3日連続で領海に侵入しており、尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは28日連続。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、4隻のうち1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。
4隻は8日に一時領海に侵入し、うち2隻が操業中の日本漁船1隻に接近して追尾。9~10日にも2隻が領海に侵入していた。海保が領海から退去するよう警告し、10日夜に領海外側の接続水域に出ていた。