検事長らの定年延長を可能にする検察庁法改正案をめぐり、立憲民主党と国民民主党などの野党統一会派は12日の衆院内閣委員会理事懇談会で修正案を示した。全検察官の定年を63歳から65歳に引き上げることを認めつつ、検事総長の定年を特例的に68歳まで3年間延長する規定の削除を求めた。
日本維新の会は国家公務員法改正案に含まれる検察庁法改正案を分離した上で、検察庁法改正案については法務委で審議するよう申し入れた。
与党側は13日の採決を提案し、野党統一会派の修正案と維新の申し入れを持ち帰った。与野党は12日午後も断続的に協議を続ける方針だ。