露、米に新STARTの5年延長を提案 来年2月期限切れ

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 【モスクワ=小野田雄一】ロシア外務省のリャプコフ外務次官は11日、2021年2月に期限が切れる米露間の新戦略兵器削減条約(新START)について、「ロシアは5年間の延長を米国に提案している」と明らかにした。イタル・タス通信が伝えた。

 ただ、「提案に対し米側から肯定的な反応は得られていない」とも説明した。

 リャプコフ氏は「新STARTは5年間延長すべきだと考えている。その間に新たな軍備管理のメカニズムを構築することも可能だ」と指摘した。

 中国など他の核保有国を加えた新たな核軍縮枠組みを創設すべきだとしている米国に対し、条約を延長して一定の猶予期間を設けることを提案した形だ。

 19年8月に中距離核戦力(INF)全廃条約が失効し、核弾頭の配備数などを制限する新STARTは米露間に残る唯一の軍備管理条約となっている。

 米国との本格的な軍拡競争を避けたいロシアはこれまでも条約延長を求めてきたが、米国との協議は進んでいない。

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