中国、体育授業で医療用マスク着用を禁止へ 突然死相次ぐ

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マスク姿で下校する生徒=4月27日、北京(ロイター)

マスク姿で下校する生徒=4月27日、北京(ロイター)

 【北京=三塚聖平】中国教育省は13日までに、感染防御効果が高い医療用マスク「N95」を学校の体育の授業中に着けることを禁止する方針を示した。再開が進む中国各地の学校では新型コロナウイルス対策の徹底が求められているが、生徒がマスクを着用したまま激しい運動を行って突然死するという事故が相次いでいた。

 教育省幹部は12日の記者会見で「N95マスクは通気性が悪いため、事故が起きなくても身体に害を及ぼす」と述べ、運動時の着用には問題があると禁止理由を説明した。

 中国メディアによると、4月中に河南省や湖南省などで、体育の授業中にマスクを着けて走った中学生が突然死する事故が相次いで伝えられた。

 詳しい死因などについては明らかになっていないが、一部のケースについてはN95マスクを着用していたと報じられている。医療関係者が「子供がマスクを着けて激しい運動をするのは勧めない」と窒息の危険などを注意していた。

 そうした動きを受け、地方政府の一部は体育の授業中についてはマスクの着用は不要とする通知を出していた。

 中国では新型コロナの感染拡大に歯止めが掛かったと判断して、各地で登校を再開させる動きが積極化している。だが「感染第2波」の懸念が根強いため、再開した学校では校内の消毒や体温測定など厳しい防疫措置の徹底が求められている。

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