米宇宙軍のレイモンド司令官は18日、日本の自衛隊が宇宙空間を監視する「宇宙作戦隊」を発足させたことを歓迎し「今後、宇宙空間での日米の相互運用性を高めていく」とするビデオ声明をツイッターで発表した。
東日本大震災当時、在日米軍横田基地(東京)で勤務していたレイモンド氏は「トモダチ作戦などの経験を通じ、日米両国の協力がいかに価値あるものかを学んだ」と語り、宇宙空間でも連携を強化していく意欲を表明した。
米宇宙軍は昨年12月に発足。「大国間競争」の相手と位置付ける中国やロシアから軍事作戦の要となる人工衛星網を守り、軍事的優位を確保するため、日本や北大西洋条約機構(NATO)との連携を模索している。(共同)