医療用ガウン不足 宇都宮市職員が防護服を手作り

[ad_1]



農業用フィルムを使って防護服を作成する市職員たち=宇都宮市役所

農業用フィルムを使って防護服を作成する市職員たち=宇都宮市役所
その他の写真を見る(1/2枚)

 新型コロナウイルスに対応する医療従事者用のガウンが不足する中、宇都宮市職員らが防護服を手作りした。市内の医療関係者から要請を受け、農業用資材を活用した取り組みで、すでに市保健所に届けられた。

 製作したのは市農業企画課の職員。医療用ガウンの素材として、大手化学メーカーが農業用フィルムの供給を始めたことから、農業資材を活用することを決めた。素材に選んだ農業用のマルチシートは、畑の防草などに使用するポリエチレンフィルム。JAうつのみやが市に100本を提供した。最大で7400着が製作できるという。

 型紙は職員自作の割烹(かっぽう)着タイプで、腰の部分を同素材のひもで結び飛沫(ひまつ)を防ぐデザイン。使い捨てのため、裏返しにして簡単に脱げるよう工夫した。

 4月に試作に取り掛かったところ、1着製作するのに3人がかりで約15分を要し、薄いフィルムを型紙に合わせて切ることや隙間がないよう粘着テープで張り合わせる作業に苦心したという。

 障害者福祉施設に製作を委託し、今月末までに2千着の供給を目標にしている。市の担当者は「少しでもお役に立てれば」と話し、状況を踏まえて6月以降も継続を検討している。

[ad_2]

Source link