B型肝炎訴訟で11人和解 仙台地裁、東北4県と千葉

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 集団予防接種での注射器使い回しを放置した国の責任が問われている全国B型肝炎訴訟で、東北4県と千葉県の原告計11人が21日、仙台地裁で和解した。東北訴訟の原告1434人のうち、和解したのは1072人となった。

 弁護団によると、11人は30~70代の男女で、内訳は青森3人、岩手2人、宮城4人、山形1人、千葉1人。和解金は慢性肝炎など症状の進行に応じて1人当たり50万~1250万円。発症から20年以内に提訴しないと損害賠償請求権が消滅する民法の「除斥期間」が適用される原告1人にも150万円が支払われる。

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