20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比369・04ドル高の2万4575・90ドルで取引を終えた。米経済回復への期待感から買いが優勢となった。経済活動を再開する動きが広がっていることが好感された。
米連邦準備制度理事会(FRB)による追加の支援策の可能性も意識された。ハイテク株主体のナスダック総合指数は190・68ポイント高の9375・78と反発。約3カ月ぶりの高さで、急落する前の水準に回復した。
銘柄別では、IT大手のフェイスブックとアマゾン・コムが最高値を更新。休業していた米フロリダ州の商業施設を再開した娯楽・メディアのウォルト・ディズニーも高かった。大幅な減便で甚大な影響が出ている航空株も買われた。(共同)