中国の隠蔽は「チェルノブイリ事故での隠蔽と同じ」 新型コロナで米補佐官





オブライエン米大統領補佐官(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は24日、NBCテレビの番組に出演し、新型コロナウイルスをめぐる中国の対応に関し、1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故と同様の「隠蔽(いんぺい)」が行われたとして「歴史に刻まれるだろう」と批判した。

 オブライエン氏は「中国はウイルスを全世界に解き放ち、何兆ドルもの米国の経済的富を消滅させた」と非難。米放送局HBOで最近放映されたチェルノブイリ事故の真相に迫ったドラマを引き合いに出し、中国の隠蔽工作も「10~15年後にHBOで特別番組が制作されるだろう」と述べた。

 オブライエン氏はCBSテレビの番組でも「中国は昨年11月~今年1月に感染の発生を知りながら、世界保健機関(WHO)に虚偽の情報を提供していた」と批判した。



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