菅長官「警戒監視万全期す」 中国公船の尖閣領海侵入

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会見に臨む菅義偉官房長官=25日、首相官邸(春名中撮影)

会見に臨む菅義偉官房長官=25日、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉官房長官は25日の記者会見で、中国公船が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で日本領海への侵入を繰り返している問題に関し、毅然(きぜん)と対応する考えを強調した。「わが国の領土、領海、領空を断固守るとの方針の下、関係省庁間で連携し、警戒監視に万全を期していきたい」と述べた。

 領海侵入した中国公船をめぐっては、海上保安庁の巡視船が現場海域で退去警告を重ねて実施したほか、8日から10日にかけて東京と中国・北京の双方で中国側に繰り返し厳重抗議したと語った。

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