人気リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラーの木村花さん(22)が会員制交流サイト(SNS)上で非難された後、遺書のようなメモを残して死去したことを受け、海外メディアはインターネット上での中傷が木村さんを追い込んだ可能性を問題視し、報じた。
米紙ロサンゼルス・タイムズ電子版は、男女の共同生活を記録した同番組で、木村さんのリング衣装を誤って洗濯した同居人への攻撃的な言動が、中傷の引き金だったと紹介。「中傷は、キーボードという安全な場所から加えられた」と報じた。
米紙ワシントン・ポスト電子版は、番組について、日常生活が視聴者らに批評され「出演者によってはプレッシャーに苦しむ」と指摘。英BBC放送は「ファンや業界からは、精神面に影響を与えるネット上のいじめに抗議する声が出ている」と伝えた。(共同)