独最高裁、VWに賠償命令 個人ユーザーの訴え初認定

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 ドイツの最高裁は25日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題をめぐり、欠陥車両を買わされたとして損害賠償を求めた男性の訴えを認め、VWに購入金額の一部を支払うよう命じた。地元メディアによると、賠償額は約2万8千ユーロ(約330万円)。最高裁がVWに個人ユーザーへの賠償を命じた初のケースで、数万件に上る未解決の同種事案に影響することになる。

 排ガス規制逃れ問題は2015年に発覚した。VWはディーゼル車に排ガス浄化装置を検査時だけフル稼働させる違法なソフトウエアを搭載し、対象車は欧州や米国など世界で最大約1100万台に上る。

 判決や報道によると、原告のドイツ西部の男性は14年にこの車を購入し、代金の返済を求めていた。判決は男性の使用による消耗分を除いた支払いを命じた。VWに関しては、約6万件の事案が解決にも和解にも至っていないという。(共同)

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