英語ニュースサイト「ジャパン・フォワード」は、「Experts Warn of Widespread Blackouts, Disruptions, If Mount Fuji Erupts(富士山大噴火で1都3県停電 中央防災会議想定、政府は対策検討へ)」との見出しで、富士山が噴火した場合の被害に関するシミュレーションの記事を紹介している。
火山の噴火を英語で「volcanic eruption」と言う。「volcanic」は、「volcano(火山)」の形容詞。「eruption」は、「erupt(噴火する)」の名詞形の英単語だ。
活発に活動中である火山のことを「活火山(active volcano)」、噴火活動の記録はあるが、噴火活動が起きていない火山のことを「休火山(dormant volcano)」と言う。「dormant」は、「dormir(眠る)」というラテン語が語源で、一時的に活動を停止している状態を表す。
噴火活動の記録がない火山は「死火山(extinct volcano)」で、「extinct」は「活動を停止した」「絶滅した」などを意味する。
近年になって、休火山や死火山に分類されていた火山が突然噴火するケースがあったため、「活火山」と「それ以外の火山」に分類しているという。
気象庁(火山噴火予知連絡会)は、活火山は「おおむね過去1万年以内に噴火した火山と、現在活発な噴気活動のある火山」と定義している。富士山(Mount Fuji)は、国内に110ある活火山の一つで、長いスパンで見ると約5000年前から続く活動期にあります。最後の噴火である1707年の「宝永噴火」から約300年経過しており、噴火の可能性について警戒しているという。
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