ギネスワールドレコーズ社が存命中の世界最高齢の男性と認定した英南部のボブ・ウェイトンさんが28日、がんのため南部ハンプシャーの自宅で死去した。112歳。英メディアが伝えた。
08年、中部ヨークシャー生まれ。ギネス社によると、日本統治時代の台湾でキリスト教系の学校の教壇に立ち、第2次世界大戦後、現在のロンドン大シティ校で教職に就くなどした。英メディアなどによると日本やカナダで暮らしたこともある。
新潟県の渡辺智哲さんの死去を受け、今年3月30日にギネス認定を受けた。家族は声明で、ウェイトンさんが就寝中に息を引き取ったと説明している。(共同)