壁にスプレー塗料を吹きつけたとして、神奈川県警川崎臨港署は29日、器物損壊の疑いで、川崎市川崎区四谷下町の会社員、新垣章容疑者(27)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は5日午後11時10分ごろからの約25分間に、同区塩浜にある陸橋高架下のコンクリート壁面に、缶入りのスプレー数本を吹きつけて落書きし、損壊させたとしている。
同署によると、新垣容疑者の犯行を目撃した通行人が同署に通報。同署員がやってくることを察知した新垣容疑者は、すぐにその場を立ち去ったが、スプレー缶とともに携帯電話を置き忘れており、身元が特定された。同じ高架下の壁面にはほかにも落書きの被害があり、同署は新垣容疑者との関連を調べている。