31日午前1時半ごろ、和歌山市園部の紀の川の堤防上にある丁字路交差点で、乗用車がガードレールやフェンスを突き破り、交差点から約20メートル離れた堤防下の住宅の2階に突っ込んだ。当時、住宅は無人で、乗用車の同市の男性(48)が病院へ搬送されたが、命に別条はなかった。
和歌山県警和歌山東署によると、男性は紀の川に架かる橋を渡った後、丁字路交差点を曲がらず直進して、堤防下の住宅に突っ込んだ。事故の理由について「覚えていない」と話している。
近所のパートの女性(33)は「ドーンと音がしてからサイレンが鳴った。表に出たら車が突っ込んでいて驚いた」と話した。近所の男性によると、住宅には現在、誰も住んでいない。