コロナ禍で、ミニシアター（小規模映画館）に作品を配給する多くの独立系配給会社も大打撃を受けている。この難局を乗り越えようと独立系配給会社が「Ｈｅｌｐ！ Ｔｈｅ 映画配給会社プロジェクト」を立ちあげ、各社の代表的な旧作が３カ月見放題になる配給会社別の配信パックを、アップリンク・クラウドで配信している。
５月１５日から始まった５社（クレストインターナショナル、ザジフィルムズ、セテラ・インターナショナル、ミモザフィルムズ、ムヴィオラ）による第１弾（９０作品）に続き、２２日から８社（彩プロ、アンプラグド、エスパース・サロウ、オンリー・ハーツ、サンリス、シンカ、ハーク、マジックアワー）による第２弾（１３７作品）も配信中。各社の作品数は５～３０本で、価格は７００～２９８０円。
安藤サクラ主演「０．５ミリ」や「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」「立ち去った女」といったベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品のほか、日本初配信作品などを各社がセレクトした。
