米交流サイト大手フェイスブック(FB)のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は5日、投稿内容に関する規定や対応を見直し、厳格化を検討する方針を表明した。トランプ米大統領による米黒人男性暴行死事件などの投稿を容認したことで、社内外から批判を受けていた。
ザッカーバーグ氏は自身のFBに「大統領の投稿に何らかのラベルを付けるべきだったと思った人が多いと分かっている」と投稿した。
トランプ氏は5月29日、ツイッターやFBに「略奪が始まれば、発砲が始まる」と投稿。ツイッターは「暴力賛美」として警告を表示した一方、FBは規定違反ではないとして対応を見送り、違いが鮮明になっていた。(共同)