任期満了に伴う宮城県の名取市長選(7月5日告示、12日投開票)で、現市長の山田司郎氏(57)が7日、無所属で立候補すると表明した。
山田氏はこの日の会見で、東日本大震災からの復興について「任期中に復興を加速させ、今年3月には復興達成宣言を発表した」と実績を強調。課題として市の教育先進都市化を挙げ「給食費の段階的な無償化、子供の医療費助成の拡充に取り組む」と語った。また、今後の新型コロナウイルス対策については「地域経済に対してスピード感を持って対応する」と述べた。
山田氏は同市出身。法政大卒業後、会社員を経て市議を2期務め、平成28年の市長選で初当選した。