自民党の森山裕国対委員長は１１日、新型コロナウイルス対策の令和２年度第２次補正予算案の成立が見込みより１日遅い１２日にずれ込んだとして不満を示した。予算案は１０日昼に衆院を通過したが、参院側との審議日程の調整が難航した。「１０日午後に参院予算委員会を開けなかったのは予想外だった。予算成立が１日遅れたのは大変遺憾だ」と記者団に述べた。
公明党の山口那津男代表は党中央幹事会で、衆参の調整が混乱したのを受け「一日も早く予算の中身を国民に届けるという目的を忘れてはならない。国民不在の議論はとても説明できるものではない」と苦言を呈した。
