自民党は12日の役員会で、東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)の対応を自主投票とすることを決めた。自民党は当初、現職の小池百合子氏への支援に前向きだったが、告示直前で方針転換した。
下村博文選対委員長によると、会合では二階俊博幹事長が、小池氏から「どの党からの推薦、支持も受けず、フリーで出馬したい」との報告を受けたと説明した。下村氏は記者団に「わが党としては小池知事の意向を尊重し、今回は党として推薦も支持も出さないということで一致した」と語った。
これに先立ち、自民党都連の都知事選候補者選考委員会が開かれ、都連は独自候補の擁立を見送ることを決めた。