国交省局長、リニア工区を視察 静岡県とJRに「具体的な議論を」 

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 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水量減少問題をめぐり、国土交通省の水嶋智鉄道局長らが13日、静岡市葵区の南アルプス山中の静岡工区を視察した。水嶋局長の現場視察は2回目で、JR東海が今月中の準備工事着手を希望している西俣、千石、椹(さわら)島の各ヤードを重点的に見て回った。

 水嶋局長は視察後の会見で「理解は深められ、有意義だった。準備工事や本体工事という抽象的な言葉のやり取りではなく、事実に即した具体的で建設的な議論が重要だと感じた」と述べた。そのうえで、JRには県に望むことを具体的に示すことを求め、静岡県には制度や法的根拠に基づく具体的理由を明確にして判断するよう要望した。

 同社は今月中に準備工事に着手できなければ令和9年の開業予定が遅れるとしている。しかし、11日に現地を視察した同県の川勝平太知事は、同社が求める準備工事は本体工事の一環と考えられ「認められない」と突っぱねた。

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