政府の出入国制限の緩和、第1弾はベトナム 今月下旬にチャーター機


 政府が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い実施している出入国制限の緩和措置の第1弾として今月下旬に日本からベトナムに向け、チャーター機を運航する方向で調整していることが15日、分かった。ビジネス関係者が中心で、最大約250人となる見通し。同日、政府関係者が明らかにした。

 ベトナムは、新型コロナの新規感染者数が極めて低く、感染が抑制されており、検査態勢も比較的整備されている。このため、茂木敏充外相も10日の衆院予算委員会で、出入国制限の緩和は「ベトナムなど感染が収まっている国からスタートしたい」と明言していた。今後、段階的にベトナムとの往来の再開を目指す考えだ。

 政府はタイやオーストラリア、ニュージーランドの入国制限の緩和も検討。近く政府対策本部の会合を開き、正式に決定する。



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